工種説明|工事概要|大船渡駅周辺地区 震災復興事業|岩手県大船渡市

OUTLINE 工事概要

  • 工事概要
  • 完成イメージ
  • 工事工程

工種説明

盛土工

大船渡駅周辺地区土地区画整理事業では、次の手順により盛土造成を行い、地権者の方に引き渡します。

STEP1 地盤(土地の地下)を調べる > STEP2 盛土する土を選ぶ > STEP3 盛土を行う > STEP4 盛土の強度を確認する

「盛土とは」土を盛るだけではないトン。盛る場所を調査し、材料を選び、工事の段階では踏み固めてしっかりした土地をつくるトン。

  • STEP 1地盤(土地の地下)を調べる

    まず、盛土を行う場所の地下を調査を行います。この調査をボーリング調査といって、地面を機械で掘って地中の土を取り、盛土を行っても地面が沈まないかを試験します。この調査結果を見て盛土の方法を考えていきます。

    ボーリング調査を行っているところトン。機械で地面を掘っていくトン。

    大船渡駅周辺の地下を調べるためにボーリング調査を48箇所も行っているトン。ボーリングで取った土は試験を行って硬さを調べています。このほかに、昔の調査結果も参考にしてくトン。

  • STEP 2盛土する土を選ぶ

    盛土する土も試験によってしっかりした土を選びます。盛土の材料になる土は山を掘って出た土を使います。この土を締め固めて硬さを調べます。

    盛土する土を選ぶ

    試験は土の大きさや固めたときの硬さを調べるトン。掘る山が変わるときは土の性質が変わるため、そのたびに試験を行うトン。このような調査を品質管理というトン。

  • STEP 3盛土を行う

    土を掘り出す山から盛土場所までダンプで運んで、現場に土を盛っていきます。ダンプからおろしたままの土はフカフカしているので、そのままで家を建てると家が沈んでしまいます。

    盛土を行う

    上のようなことが起こらないように、盛土を行うときには土を薄くひいて、この上をブルドーザなどの機械で踏みます。土を重い機械で踏むと地面が固くなるからです。このようなことを繰り返して盛土工事を行います。

    盛土を行う

    土は30cmほどに薄く引いて、何度もブルドーザーで踏み固めていくトン。そうすることで、よく引き締まった安全性の高い盛土ができるトン。このような層がいくつも積み重なって盛土はできます。1層ごとに、きちんと固まったかを測定器を使って確認しているトン。これも品質管理になるトン。

  • STEP 4盛土の強度を確認する

    盛土の締め固めがきちんとできているかを確かめるために1層ごとに試験を行います。
    引渡しのときには地耐力が30(KN/m2)以上あるかを確認します。

    盛土の強度を確認する

    地耐力とは、どの位の重さに地面が耐えられるかをあらわしているトン。30kN/m2とは一般的な木造2階建住宅が地盤補強なしに通常の布基礎で建築できることを参考にしたものだトン。30(KN/m2)は1(m2)の地面に3トンの重さのものが乗っかっても沈まないことをあらわしているトン。

防災設備工

豪雨によって盛土上を流れ出てくる土砂混じりの水を外部に放出しなよう沈砂池を設けます。

防災設備工

沈砂池に一旦土砂混じりの水を溜めて、上水だけを放流するトン。

排水工

生活で使用した汚い水を流すための汚水排水路や雨水を流すための雨水排水路を整備します。汚水排水は各家庭・店舗から道路下のマンホールを通して処理場に流します。雨水排水は道路脇の側溝を通じて水路や川に流します。

1.掘削

1.掘削
排水管を設置するため地面を掘ります。

2.配水管設置

2.配水管設置

排水管を設置し、管の位置・高さ(勾配)を確認します。
パイプサポートで管の位置を固定するトン。
3.転圧埋戻し

3.転圧埋戻し
管を設置した後、埋戻します。埋戻しは一度行うとその後沈下する恐れがあるので、何層にも分かれて埋め戻します。

4.転圧埋戻し(2)

4.転圧埋戻し(2)

埋戻しの各層ごとに転圧を行います。
転圧して周辺の地面が沈下しないようにするトン。

道路工

道路ができるまでには、いくつもの工事が必要です。いちばん下層の部分を路床(ろしょう)といい、道路を支える基礎になります。重機が通っても轍(わだち)ができないように充分に締め固めます。
この部分で轍ができる場合は、土を入替えて締固め直します。その後は、砕石を敷均し・転圧して路盤を作ります。最後にアスファルトで舗装を作ります

1.路床敷均し・転圧

1.路床敷均し・転圧
サンデー前の切回し道路の工事を例に説明します。路床が変形するようでは、その上の路盤や舗装しても沈下や変形が生じます。充分な締固めを行います。

2.プルフローリング検査

2.プルフローリング検査
締固めた路床にローラーが通っても轍(わだち)ができないことを確認します。
轍ができる場合は、土を入換えるなどの処置をしなければなりません。

3.路盤敷均し・転圧

3.路盤敷均し・転圧

路床と同様に、敷均し・転圧により路盤を作ります。
路盤材には砕石を使っていくトン。
4.路盤整形

4.路盤整形
道路規格に適合しているか路盤砕石の厚さを確認します。
丁張り(管理するための目印となる杭)からの下がり検尺で仕上がりを確認します。

5.路盤検査

5.路盤検査

路盤の出来具合を検査します。
路盤の幅・天端の高さ・厚さなど、きちんとできているかを確認するトン。
6.舗装工事

6.舗装工事

アスファルトを敷均し転圧しながら道路を作ります。
舗装工事は機械と人との連携が必要なのです。短時間に効率よく道路を作るトン。

構造物撤去工

盛土をする前に地中に残されている建物の基礎や埋設物の撤去を行います。

構造物撤去工

建物を建てるときの邪魔や悪影響を及ぼさないように、建物が建つ基礎の下5m以内の古い構造物は撤去するトン。

仮設工

盛土の施工中に集中豪雨や地震によって盛土が崩れて道路側に土砂が流れ出さないようにするため、土砂流出防止柵などを設置します。また、風で埃・土が周囲に飛散するのを防ぐために必要な場所には防塵ネットを設置します。

仮設工

仮設工

盛土工事の施工中に雨や風の対策を行うのに仮設(一時的に設置する設備や施設)構造物を設置するトン。